ミニトマト『アンジェレ』 は種も苗も無いから、実から種を取って育ててみた
アンジェレとは
ミニトマトには「アンジェレ」という品種があります。このアンジェレ、甘みと酸味のバランスが良く、サクッとした食感が新しいミニトマトです。
アンジェレはJA全農のオリジナルブランドなので、なかなか手に入りにくいんです。今回はたまたまコープデリで売っていたので、買ってみました。
我が家の庭では、毎年ミニトマトを育てています。せっかくなのでアンジェレの実から種を取って育ててみよう、ということで栽培を始めました。
アンジェレの育て方
実から種を取る
種を潰さないように、アンジェレの実から種を取り出します。実の中は当然グチュグチュ・ヌメヌメなので、取った種はキッチンペーパーに置いておきましょう。ティシュペーパーでも良いですが、ティシュのカスが付くと取るのが大変なので、キッチンペーパーがオススメです。
卵パックで土に植える
アンジェレの種が乾いたら、キッチンペーパーから一粒一粒を剥がします。
そして土に植えるのですが、我が家の栽培テクニック!卵のパックの登場です!!
ミニトマトの芽が出るまでは、大きなプランターは必要ありません。かえって土が大量に必要だったり、種を植えた位置が分からなくなってしまったりとデメリットが多いです。
卵パックならば土は少量ですみますし、卵ごとに場所が分かれているから種を撒く位置が分かりやすいです。種を撒く間隔がちょうどいいんですよね。
卵パック、オススメです!
毎日水やりする
ここからは地味な作業。毎日水やりをしてください。全体的に土が湿るぐらいが丁度よい量です。冬の室外は気温が低いので、室内で経過をみましょう。
卵パックに植えた土への水やりは、コップやジョウロだと水をあげすぎてしまいがちです。そこで我が家で重宝したのがスポイト。
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卵パックの仕切りごとにあげるにはスポイトが最適です。これは意外な発見でした。
芽が出たら日光に当てる
1〜3週間ほどで芽が出ました。芽が出たら、日中は日の当たる場所で日光を浴びさせます。外に出す場合は害虫や害鳥に気をつけましょう。油断していると、いつの間にか全部食べられているかもしれません。
大きくなったらプランターなどに移し替える
芽がしっかりしてきたら、プランターに移し替えましょう。植木鉢でも可。プランターに替えてからは栄養剤を与えましょう。日に日に大きくなっていくので、見ていて楽しい時期です。
夏前には実がなる、はず
ここまで種から順調に育ってきました。しかし、ここから実がなって食べられるようになるまでは、まだ乗り越えなければいけない壁がいくつもあります。
害虫・害鳥
アブラムシなどの害虫に葉っぱをたべらないように注意。もしアブラムシが大量に発生したら、対策しましょう。
昨年は牛乳のスプレーやコーヒーの粉を撒いたりしましたが、結局専用の虫除けのスプレーが1番効果的でした。
また、実が赤くなって「そろそろ食べられるぞ」と思ったときに鳥に食べられた、という経験もあります(現場を見ていないので、鳥ではない可能性もありますが)。
実ができてきたら不織布をかぶせておくと安心です。
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長期で家を空ける
特に夏休み。長期で家を空けることがありますよね。実がなるくらい大きくなると、2日までなら水やりをしなくても生きています。むしろ、水を上げないほうが甘くなる、とも言われています。
しかし、3日以上になると枯れることを覚悟しましょう。
我が家も実家へ帰省するときは3日以上になることがありますが、基本的に雨が降ることを祈るのみです。雨が降らなければ枯れることを覚悟して…。
というわけで、これが欲しいんです。
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家庭菜園にも文明の利器が。これがあったら庭仕事も捗るよなぁ。
おしまい